猫背だといつも指摘される・・・
丸まった姿勢だと腰が楽・・・
慢性だから腰が痛いのはしょうがない・・・
そんな「腰痛持ちで猫背」のあなたの不安にお答えしていきたいと思います。
まずブログの信用性の担保として私の紹介をさせていただきたいと思います。
主に「国家資格である鍼灸師・日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー・赤十字救急法救命員」の資格を持って活動させてもらっています。
鍼灸師としては接骨院や治療院で、述べ25000人以上の施術、アスレティックトレーナーとしては高校生の部活動や小学生の野球大会、プロ野球の春季キャンプなどで活動してきました。
◾️目次
1、熊谷市の腰痛持ちで猫背のあなたへ
1−1、猫背とは?
1−2、猫背によって腰痛が起こるメカニズム
1−3、改善方法
2、合わせてやってほしいこと
2−1、小胸筋のストレッチ
2−2、改善方法
⬜︎熊谷市の腰痛持ちで猫背のあなたへ
◇猫背とは?
熊谷市で腰痛持ちで猫背のあなたへ
まずは、猫背とはどんなものかについてご説明したいと思います。
猫背とは簡単に言うと、背中が丸まった状態に見えることです。
よく患者さんに
「背中の骨が曲がっているんで、猫背なんです」
と言われたりします。
ですが、猫背で実際に骨が曲がっている人はほとんどいません。
骨が曲がっているのではないかと思っていたり、不安に思っていたりする人もいらっしゃいますが、レントゲンで骨の異常が見られることは稀です。
なぜならば、猫背とは肩が前に入ってしまう(内旋)、首が前に出てしまう、腰が丸まってしまう、骨盤が後ろに倒れてしまう(後傾)などの影響で、背中が曲がっている状態で硬まってしまう状態だからです。
決して骨が曲がっているわけではありません。
そしてポイントは背中の丸まった姿勢を、自分で意識して伸ばせば改善するものではないということです。
猫背とは、肩の問題、首の問題、骨盤の問題などが相互に影響しあって起きているものになります。
◇猫背によって腰痛になるメカニズム
猫背によって一番影響を受ける部分は筋肉です。
何度も言うようですが骨ではありません。
まず筋肉の問題として一番は、背中の筋肉が突っ張った(伸ばされた)状態になります。
背中が丸くなると、身体の背面の筋肉が伸ばされるとイメージできるでしょうか?
背中の筋肉は主に骨盤にくっついています。
これがピーンと伸ばされることによって、骨盤を上に引っ張ってしまい、これが骨盤の歪みに繋がります。
骨盤の歪みは当然として腰痛の大きな原因となります。
◇改善方法
背中が丸まることによってピーンと突っ張った状態を改善するためには、その原因を考える必要があります。
猫背は背中の問題を改善すれば良くなるではありません。
胸を張るように良い姿勢を意識していれば、猫背が良くなると思いがちですが、それは大きな間違いです。
そもそも背中が丸くなる原因がどこかにあります。
その大きな原因の一つが肩の内旋です。
内旋とは、肩が内側に丸まってしまう状態です。
これによって、必然的に背中が丸くなってしまいます。
猫背で肩が内旋していない人はいないと思います。
つまり、肩の内旋を戻してあげることで、猫背は改善していく可能性が高くなります。
肩の内旋の簡単なセルフケアです。
今回はストレッチポールを使用しています。
ストレッチポールはセルフケアや運動に非常に有効なアイテムです。
もし初めて見た方は、ホームセンターやスポーツショップで2000円〜8000円の間で販売しています。
安い2000円のがあればそれで十分ですので、ぜひ参考にしてみてください。
もしストレッチポールがなければ、バスタオルを丸めて代用できますので、ぜひやって見てください。
⬜︎合わせてやってほしいこと
◇小胸筋について
肋骨(胸)から肩甲骨(肩)まで伸びている筋肉で、これが硬くなることによって、先ほどご紹介した肩の内旋に繋がります。
この青い部分が小胸筋になります。
仕事でのデスクワークや勉強、最近ではスマホを使う姿勢で、この小胸筋は働いています。
つまり、常に働いているような状態であり、ここがガチガチに硬くなっている人も少なくありません。
◇改善方法
ポイントは広めにマッサージすることです。
特に小胸筋だけでなく、その上にある大胸筋もガチガチになっていることが多いので、できるだけ満遍なくマッサージしてみてください。
⬜︎まとめ
腰痛と猫背について概要をまとめてみました。
猫背は腰痛だけでなく、肩こりや頭痛、集中力の欠如やうつ病などにも繋がっていく可能性があります。
一朝一夕に改善できるものではないですが、今回ご紹介したセルフケアを少しずつでもいいので、続けてもらえると、健康のためには非常に良いかと思います。